中洲の誕生は慶長五年(西暦1600年)。
初代、黒田官兵衛の後を継いだ長政が黒田藩52万石の居城として、福岡城築城のための町造りを行った時、「福岡」と「博多」を繋ぐために中ノ島だった中洲に「中嶌橋」を架けたのが起源と言われています。
200年後、江戸時代後期に、藩の財政立て直しの一環として、中洲一帯が開発され、多くの茶屋や芝居小屋の創設、相撲や富くじなども興行し、江戸からも歌舞伎役者を招くなど、大賑わいとなり、その名が全国に知られるようになりました。
今日も、那珂川と博多川に囲まれた0.15k㎡の中洲は、西日本随一の歓楽街として栄えています。
那珂川に沿った賑わい、その一角に食通に人気の日本料理の店、博多の「割烹味美」(あじみ)があります。
2014年ミシュランガイド 一つ星の店として掲載されました。
”和食の五味”と”人間味”を大切にした料亭
店名には酸味・苦味・甘味・辛味・塩味の”和食の五味”に加えて、”人間味”という6番目の味をお客様と作り上げていく”という思いが込められています。
カウンターを劇場に例え、調理を演出する店主と酒と、料理を心から楽しんでいる客とが一体となり作り出す、人間味あふれる世界が展開します。
素材は地産地消を心がけ、一皿一皿に愛情を込めた料理を、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、最良の状態で提供しています。また、味の好みや予算に合わせて作るオリジナルコースも魅力です。
京都・祇園の割烹「さか本」で修業された店主が河原畑 豪二氏。京都らしい美しい盛り付け、しかし店主ならではの個性的なアイデアと工夫を加えて多くの客を魅了。
希少糖については「健康によい食材、ほどよい甘味」。五味の一つとして、その時々に相応しいお料理にお使い頂いています。
博多の「割烹 味美」 和食・日本料理を堪能できます 。
店名 |
味美(あじみ) | |
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住所 |
〒812-0000 福岡市博多区中洲 4-1-10 第2きよたけビル1階 | |
電話 | 092-262-0381 | |
営業時間 | 17:00~24:00 | |
定休日 | 日曜、祝日、8月中旬、年末年始 | |
平均予算 | 12,000円(通常平均) | |
席数 | 30席(カウンター11席・テーブル1席(2~4名様)お座敷2部屋) | |
ホームページ | http://hakata-nakasu-ajimi.com/ |
博多と魚料理
玄界灘の自然がもたらす環境【巨大な大陸棚のお陰で豊富なプランクトンに恵まれ、対馬海流から回遊する多種多様な魚、良質な食物連鎖によって 旨みのある脂が乗った魚が生育、 更にその激しい海流で育った魚は、身が締まり美味しい魚に成長】は、世界でも稀な場所であり、他の漁場では真似できない最高級の魚を与えてくれます。 此の地、博多では自ずと魚料理中心の文化が育まれてきました。